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大日本住友、米セプラコール社を買収
ファイザー×ワイス、メルク×シェリング・プラウなど、
米国製薬企業大手どうしの合併に比べれば
地味なニュースですが…

大日本住友による米国医薬品会社Sepracor Inc. 買収について

大日本住友が抱える新しい統合失調症薬「ルラシドン」を
米国で速やかに展開するために、中枢に強いセプラコールを
買収したとのことです。画期的なSDAであるルーランを
開発したにも関わらず、世界的な売り上げでリスパダールに
ボロ負けした、かつての屈辱を晴らしたいのでしょうか。



セプラコール社はかつて、アベンティスからゾピクロン
(アモバン)の研究ライセンスを購入し、光学異性体を
取り除いて純度を高めた「S-ゾピクロン」を開発した
メーカーです。これはルネスタという販売名で2005年に
米国で発売されました。

ルネスタは依存が少なく長期投与も可能な睡眠薬
(米国の睡眠薬規制は厳しく、ゾルピデム(マイスリー)すら
10日しか処方できない。それに対して、ルネスタは6ヶ月の
処方が可能となっている)であるため、ジワジワと売り上げを
伸ばしています。2007年には600億円もの売り上げを記録し、
米国では特許の切れたゾルピデムに代わってトップシェアに
立つかも…と言われています。

まぁアモバンが販売されなかった米国ならともかく、
日本ではとっくの昔にアモバンが発売されているので、
今更ゾピクロン?という感じがしないでもないですね。

ただS-ゾピクロンはアモバンの半分の力価で、アモバンと
同等の効果を得られると言われています。7.5mg錠相当なら
3mg錠ですね。量が少なくなれば苦みも当然減るわけで、
効果はいいのに苦みのせいで不当に低いアモバンの評価が
今後見直されるとなれば、あも姐も報われるかもしれません。
「ルネスタの副作用1位:味覚不快」というのは気になりますが(笑)

薬価はどうなるのやら…マイスリーと比較されると
1錠80円近くもあり得ますね。アモバンが30円くらいなので
間を取って50円くらいが妥当な気がしますが、
最近の薬は軒並み高い傾向にありますからね…。

しかしルネスタの日本販売権はエーザイが獲得しており、
既に第3相試験まで達していると思うんですが、
今後は大日本住友と併売する形になるんでしょうか?
販売権を独占できるはずだったエーザイにしてみれば
気分のいい話ではないですね。
(↓はルネスタの治験であろうエーザイ広告。
今年の5月くらいに新聞に入ってました。もう終わってますが)
f0133373_160671.jpg


そしてセプラコール社もぶっちゃけルネスタ以外には
見るべき薬も余り無く、新薬開発状況も寒い会社なので、
ルラシドンの米国売り上げをどこまで伸ばせるかが、
大日本住友の正念場といえそうです。
ルーランの存在価値は無くなるけどね。

大日本系のロナセンと、住友系のルラシドンで、
MRはどっちを持ち上げたらいいのか困りそうですが、
期待の新薬が出るのは素直に良いことですね。

アムロジンとアバプロの合剤とかもう勘弁してくれよ…。

エスゾピクロン想像図。それにしてもひどい絵だ。
f0133373_15544680.jpg

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by haya by hayanoya | 2009-09-13 15:56 | クスリあれこれ | Comments(9)
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Commented by neko_damashi at 2009-09-13 19:46 x
久々の薬事ネタのポンチ絵。いいですねぇww
「セプラコールさん」で、もしやと思いましたが、セプラコールのCEOの顔を意識して書いたとか、、、?(名前のとこのリンク参照)
上記の絵からも、hayaさん的にはアモバンとルネスタは別キャラ扱いですか?
図らずもS-Zopicloneにハァハァしてしまいました。べ、べつにMぢゃないんだからね!
Commented by hayanoya at 2009-09-14 00:56
え、エイドリアーン!
…いえ、アダムスCEO様にはなんの関係もございません(冷汗)
元ネタ…というかそのまんま、デトロイト・メタル・シティという
漫画に出てくる「資本主義の豚」こと梨元さんです。
罵られる豚と言われたらこの人しか思いつきませんでした。

ルネスタは純粋なゾピクロンであり、あも姐から羞恥や世間体と
いう良心の苦みを取り除いた、純粋なS女なのです!
…と舞やるみは妄想しているのです。デザインはルネスタが
販売されるまで未定ですが、ほぼ同成分なのであも姐の
変装キャラになるかと思います。
Commented by naka at 2009-09-16 20:54 x
はじめまして
あも姐サン変装キャラいいですね。
ルネスタは依存が少なく長期投与も可能な睡眠薬となっていますが、アモバンもそうなのでしょうか。私にはマイスリーやロヒプノールよりもアモバンが凶暴な薬なのですが。すぐに寝てしまいます。苦味も私にはあまり感じません。これで依存、耐性が心配なければ私にとって最高の薬だと思います。それとも光学異性体を取り除いて純度を高めた「S-ゾピクロン」が依存、耐性に関係しているのでしょうか。
Commented by hayanoya at 2009-09-17 13:26
nakaさん、コメントありがとうございます。

アモバンはルネスタのラセミ体(ルネスタがゾピクロンS体だけの薬なのに
対し、アモバンはゾピクロンR体・S体の等量混合体。R体は睡眠活性を
持たない)であるので、苦み以外の特性はルネスタと同じであると考え
られます。実際日本においてアモバンは向精神薬の扱いを受けておらず、
30日を超える処方が可能です(どれだけ出すかは医師判断ですが)。

依存・耐性に関しては、ロヒプノール等に比べれば明らかに少ないと言える
でしょう。6ヶ月ほどの連用でそういった症状はまず出ないはずです。

しかし不眠状態が1ヶ月以上続くようなら、うつや環境因・睡眠相交代症
など他の原因も調べ、BZP受容体刺激だけでなくセロトニン補充・
行動療法・日光浴など様々なアプローチを試みるべきと思われます。
Commented by naka at 2009-09-17 19:59 x
hayaさん

わかりやすい、丁寧な説明感謝いたします。
Commented by 平安 at 2009-09-23 21:07 x
や、アモ姐さんのムチがいよいよ本領を発揮するときがきましたねー^^。
真性Sの姐さんの登場楽しみですー。
アモバンといえば、識別記号以外に表面のざらざら感でアーチスト(2.5)と区別してるのは私だけでしょうか。
あれわざとなんですよね?コーティングの品質の違いとかじゃないんですよね?
Commented by hayanoya at 2009-09-24 17:50
効果はともかく1回飲んでみたいとは思いますね >ルネスタ
真性Sとか言いながら、味はアモバンよりマイルドな訳ですが(^_^;)

アモバンとアーチストを表面のコーティングの違いで区別するという下り、
全自動錠剤分包機のある病院っぽい雰囲気を感じ取りました(汗
ア行だから同じようなところにカセットがあるんですよね。
場末の薬局で働いてると、そうそう一包化とかしないので…。

添付文書を見て、アモバンに小麦デンプンが入ってることに初めて
気が付きました(汗 小麦アレルギーだと使えないのね…。

昔もう少し飲みやすいように糖衣コーティングとかしたらどうですか?
と中外に伝えたことがあったんですが、結局品質的に何一つ変わり
ませんでしたね。まぁ吉富も中外もライセンス契約だけだったから
仕方ないか…。サノフィに戻ってから、使用期限も短くなりPTP包装の
薬品名が読みづらくなるなど、改悪が多くてイラついてます。
Commented by 平安 at 2009-09-28 00:46 x
今にも倒れそうな公立病院の門前ですー。
循環器科も精神科もあって、精神科は問答無用で一包化なんですよ・・・で、おっしゃるとおり全自動あります。施設の処方も受けてる関係で、一日中全自動がフル稼働してます。
アモバンのカセットにアーチストが入ってるのはまだ納得できるんですが(しちゃいけない・・・)、フェロミアのカセットにウブレチドが入ってたときはさすがに背筋が凍りました。有り得ないですよね。
社長の仕業ってとこが救われない・・・・・。
アモバンは粉砕すると部屋中苦くなるくらい強烈なんですがルネスタはどうかなー。確かに糖衣錠にしたらいいのにーって何回も思いました。
自分の中のアモバンのイメージは永遠に吉富カラーですー。
Commented by hayanoya at 2009-09-28 02:26
大量にバラ錠を扱える環境はちょっと懐かしいです。
また今日もミス分包をバラしてカセットに戻す作業が始まるお…。

ウブレチドは前の職場でアホほど使ってたので、転職したときに
扱いが違いすぎて驚きました。え?便秘薬とちゃうのん?とか…。
気楽に使いすぎてコリン作動性クリーゼ出ましたけど(汗
錠剤的にはフェロミアとあまり似てないと思いますけどね。
社長の仕業なら文句も言えませんが…。
プルゼニドとトフラ25mgが混ざったときは発狂しかけました(笑

アモバン粉砕は分包機にも残りますね。「いつもと味が違う」と
言われたので調べたらアモバン粉砕の次処方だったとかありました。
旧三菱ウェルファだった頃、友人のMRにアモバンの事を訪ねたら、
「吉富も作ってたのか?」と驚かれたことがあります…。
水色カラー好きだったんですが、もう存在しないんですね…。
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