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2016年 01月 31日 ( 1 )
by haya
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リボトリール錠包装回帰のお知らせ
先日つらつらとネットを眺めておりましたところ、デイリーポータルZ様で
素敵な記事を拝見いたしました。

カマグの味がしそうなビッグマックに笑わせて頂きましたが、
この記事を眺めてる際、ふとリボトリールの事を思い出したのです。

2006年から07年にかけて、私はちびまる向ちゃんという同人誌を制作するため
資料集めにかけずり回っておりました。普段何気なく廃棄していた薬の
パッケージをこそこそ持ち帰ったり、雑な開封するなと同僚にキレたり、
友人にウチで使ってない薬の箱を譲って貰ったりと、端から見れば
完全に頭が可哀想な事になった人でした…今も大して変わりませんが(汗

んでこの同人誌ではかつて存在した日本ロシュが立て続けに送り出した三姉妹、
リボトリール・レキソタン・ロヒプノールが一応主人公格となっています。
そのためこの三者の包装デザインは最重要収集対象でした…んが!

2002年、スイスロシュ社と中外製薬の戦略的提携のため、日本ロシュは
中外製薬に統合されています。それだけならどうと言うことはありませんが
2005年、中外はシンプルでスマートだった日本ロシュのパッケージデザインを
ぶちこわし、中外風の昭和臭漂う古くさい「くすり箱」に変えてしまう暴挙に
出たのでした!レキソタンは既にエーザイに移籍していたため被害はありません
でしたが、ロヒプノール・リボトリールはモロに被災し、ダサダサ中外フォントで
商品名が刻まれたしょっぱい箱に変化してしまったのです。
前もそれで愚痴ってたような気がするな。ちなみにブログトップの「ハヤノヤクヒン」
の文字は日本ロシュのフォントを模して作られておりますです。
f0133373_22544726.jpg
ロヒプノールは幸いにしてなんとか包装変更前のパッケージを確保できましたが、
リボトリールは擬人化を始める前から既に変更品が流通しており、やむなく中外包装
ベースの擬人化を余儀なくさせられた苦い記憶は長い間私を苛んだのです(大袈裟

そこで今回のデイリーポータルZ。ケンエー風味のパッケージが作れるなら、
日本ロシュ風味のパッケージだって作れるんじゃないか?2007年の自分に
リベンジできるんじゃないか?メーカーのセンスを嘆いてたって始まらない、
もう手に入らないなら自分で作ればいいじゃないか!(開眼

勇気づけられた私は中外のHPからリボトリール包装変更案内を引っ張りだして
PDFを漁りまくりました。幸い中外HPは包装変更資料を大変良い状態で
保管してくれていたので、資料からパッケージを復元するのにさほどの
手間はかかりませんでした。

リボトリール錠パッケージは2001年と2005年に大きく包装変更しています。
2001年以前の日本ロシュデザインも味があって大変いいのですが個人的に
なじみが無いので今回作ったのは2002~2005流通版です。
2002年末には社名が中外になってるので日本ロシュ名義の箱は2001.12~2002.10の
10ヶ月くらいしか流通してない貴重なモデルです(笑
f0133373_23043900.jpg
illustratorで外観を作り、手元にある旧ロヒプノール箱を参考にしつつ
似たフォントを使って文字列を埋める。使ったフォントは
「抗てんかん剤」文字:HGPゴシックE
日本語の注意書き:DF平成ゴシックW5
裏面の英語:Gautami Bold/Myriad Roman
Rivotrilの文字は気に入ったフォントが見つからないので海外パッケから拝借。
JANコードも本物ですが発注はもうできませんw GS1コード?何それ?

ちなみにこの旧日本ロシュ社の住所は今ロシュ・ダイアグノスティックスという
ロシュ社の臨床検査器具開発メーカーになっています。
資料写真で見えなかったり不鮮明な部分は想像で作ってますが、日本ロシュの
元デザイン担当者でもなければ指摘されることは多分無いであろう(笑

完成した図面をPDFにしてコンビニへGO!
デイリーポータルZ様の記事を補足すると、A4光沢紙が使えるコンビニは
ファミマ/サンクス/ローソンに置いてあるSHARPのマルチコピー機のようです。
しかしこれがひどい代物で、A4等倍印刷が出来ない仕様になってる様子。
余白の部分に合わせて勝手に拡大されたり縮小されたりと、
正確な図面の印刷にはまるで向かないゴミ設計になっています。
一回失敗した印刷物で縮尺がどれだけ変わるか測定し、その変化率を
計算して元データを拡縮するというとんでもなく面倒な手間が必要です。
縮尺比率がブレないようあらかじめトンボ線を付けておくと良いでしょう。
f0133373_22574527.jpg
セブンイレブンの富士ゼロックスは等倍印刷できるのに…(光沢紙使えないが
さすがSHARP。目の無いところはCHEAPだぜ!潰れてしまえ。潰れそうだが。
店によって採用されてる光沢紙は違うとのことですが、今回試した所では
いずれもポスター用紙程度のペラい奴でした。まぁ120円で贅沢は言うまい。
失敗続きついでにコンビニも変えてみた。緑と青の発色だけにファミマが
一番綺麗に印刷できた気がします(笑 まあこれは誤差範囲内でしょう。

後は切り抜いて接着して完成。おお、まるで日本ロシュ様が蘇ったかのようだ!
やっぱりロシュの箱は裏面が英語じゃないとね!
旧ロヒプノールパッケージと旧タミフルパッケージを並べてご満悦な図。
f0133373_22585996.jpg
現行の中外包装と比較した図。黄緑の発色は一般レベルのプリンタで再現しづらい部分。
さすがに薬シートは現行品のまんまです(汗 そのうちこれも自作できるようになるかも?
f0133373_22582091.jpg
ぶっちゃけカラーレーザーと厚手の光沢紙があれば2007年当時でも出来なくは
なかった気もしますが、さすがに当時の高価格レーザープリンタに手は出せず…。
コンビニに今のマルチコピー機が導入されたのは2012年かららしいですが、
120円(失敗分+α)で手軽に薬のパッケージが作れるとはいい時代になったものです。
みんなも気に入らない包装変更されたら、こいつを使って気を紛らわそうぜ!

さて、念願の日本ロシュパッケージを手に入れたのでりりぃもコスチェンジだ!



f0133373_22592913.jpg


コス着てないから包装変更関係無かったぜ!
…という見え見えのオチで締めさせて頂きます(笑

今回のネタは多分全国で100人くらいいる薬パッケージマニアに捧げます。
レッツエンジョイ薬箱ライフ!
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by haya by hayanoya | 2016-01-31 23:29 | クスリあれこれ | Comments(20)
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