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2017年 01月 10日 ( 1 )
by haya
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明けましておめでトフラニール。
今年こそはもう少し更新頻度を…(毎年の挨拶

昨年末のシンデレラフェスでSSR3枚同時という神引きを経験し、
デレステへのモチベが大幅に上昇しているhayaと申します。
もう石はデレフェス専用にしよう。

さて酉年です。トリと言えばトリサイクリックアンチデプレッサント、
略してTCA、三環系抗うつ薬ですよね!(えぇ…

今年は特にネタも無いので素直に三環系のお二人を描いてみました。
トフラニールのふらっと教授(上)とトリプタノールのとり乃准教授(下)です。
抗うつ薬Dクラスの担任・副担任ポジですがブログ上ではほとんど
取り上げてなかったので以後お見知りおきを。
f0133373_03131759.jpg
…と言っても、抗うつ薬ですら2種までしか使えないこの寒い時代で
彼女たちの出番はほとんど無いかも知れませんね…
SSRIにイマイチ反応が薄い場合はSNRIを試すことになってるのが
最近のセオリー。先月ようやくイフェクサーが長期投与解禁になったので
そろそろ擬人化を進めたい所なのですが…まぁイフェクサーの日本発売にも
20年くらいかかっているのでなかなか出ないのはある意味リアル(言い訳

さて、2017年の新薬展望は…

最近の製薬情況は完全に閉塞感が漂っており、武田やファイザーや第一三共など
一流製薬メーカーですらジェネリック開発にいそしまなければならない
情況です。一方で新薬はといえば完全にバイオ医薬品開発が主流で、我々の
ような場末の薬屋にはとても手の触れられない超高額の注射剤ばかり。
薬の価格帯が完全に二極化し、画期的な合成低分子医薬品を気軽にどの薬局でも
扱えた古き良き時代では無くなりつつあります。

とはいえ、認知症以外の精神科治療にバイオ医薬品が持ち込まれるのは当分先に
なるでしょうから、崩壊しそうな自立支援医療もしばらくは持ちこたえられそう
です。さしあたり各メーカーの有望な精神科薬開発状況を見てみましょう。

●まずは時価総額をアステラスに一時抜かれた勢いの無い武田。

LuAA21004 vortioxetine(TRINTELLIX) 大うつ病 P-Ⅲ

性感帯のような名前のボルチオキセチンですが、全然イッてくれません(申請に
米国販売は2014年1月であり、既に3年が経過しましたが日本ではまだ時間が
かかりそう。武田はそもそも精神科に弱いのであまり本腰入れてないのかも。
ルンドベックも素直に大塚に渡しておけばいいものを…。

●次は日本の大手先発メーカーで唯一ジェネリックに興味無いアステラス。

FK949E クエチアピン(セロクエル)徐放錠 双極うつ 申請中

こっちは2016年8月に申請されてますので、まともにいけば今年中には承認が
降りるのではないかと思います。アステラスは今や下半身薬メーカーのイメージ
ですが、旧藤沢スピリッツを奮起して欲しいですね。セロクエルの双極適応で
ようやく双極治療が世界に一歩追いつくところです。

●続いて特許失効によるエビリファイロスに怯える大塚。

OPC-34712 ブレクスピプラゾール(REXULTI) 統合失調症 申請中

エビリファイで時価総額3位まで成り上がっただけに、その特許失効ダメージは
他のメーカーの比ではありません。故にその姉妹分であるブレクスピプラゾール
は猛スピードで開発され、つい先日承認申請がなされました。なんとか日本で
エビリファイの特許が切れるまでに発売に漕ぎ着けたいところです。
ただ統合失調症にしか適応が無いと、当面は売上が期待出来なさそう。
以前ちょっと触れたアル中治療薬ナルメフェンは依然P-Ⅲ。

●バイオなんか手を出さねぇ!ウチは合成屋だ!と社長がカッコイイ塩野義。

S-877503 グアンファシン(INTUNIV) 小児ADHD 申請中

カッコイイ啖呵の割にはしょっちゅう自社販売品を他社に切り売りしている
チグハグな塩野義。ベンザリンもリスミーもベゲタミンも手放したのに
中枢領域はまだ開発中です。グアンファシンはもともと高血圧の薬だった
α2作動薬です。交感神経の過興奮を抑えるためADHDの衝動性に有効と
言われています。昨年1月に申請が挙がっており、通ればα2作動薬で日本初の
精神科適応を持つ薬になるため、個人的には最も期待している薬です。
承認が遅いのが少し気になるところ。
一部の人が待望しているリスデキサンフェタミンはいまだP-Ⅲです…。

●他社のAGを作る事も検討、と完全に下請け発言している弱気大日本住友。

SM-13496 ルラシドン(LATUDA) 統失/双極うつ P-Ⅲ

ボルチオ以上に全然開発が進まないラツーダ。米国ではそれなりの実績を
上げてるはずなのに、なんでこう日本では治験が失敗するのか。下手すると
中国の方が先に発売されるかも。統失ではロナセンと市場が被るので、
ロナセンの特許が切れるまでのんびり開発してるのでは?と邪推してます。

●人類を代表してBETA(アミロイド)と戦っている多国籍企業エーザイ。

E2006 lemborexant 不眠障害 P-Ⅲ

エーザイと言えば認知症・てんかん・ダイエット薬。大塚と互角以上に
豊富な中枢薬基盤を持ってます。アリセプトの栄光よもう一度。今のところ
日本でP-Ⅲまで進んでるのはレンボレキサントのみで、国産初のオレキシン
受容体阻害薬として期待がかかってます。フィコンパも双極に使えたらなぁ…

●シクレストのクソ苦さは製菓の技術でなんとかならないのか明治。

ME2112 ジプラシドン(GEODON) 統合失調症 P-Ⅲ

ジプラシドンはもともとファイザーの薬なのに何故か明治が開発中。おかげで
イフェクサーに続くタマが無いとファイザーが愚痴ってます。ファイザーから
独立したラクオリアはよっぽど古巣が嫌いなようで。明治はシクレストを
発売したばかりなのでこの開発も相当長引きそう。ラツーダとは構造式も
薬効も開発状況も似ていますが、双極適応がある分ラツーダの方が嬉しい。

●あらゆる分野に首を突っ込まないと気が済まないパイオニアリーダーMSD。

MK-8931 verubecestat アルツハイマー P-Ⅲ

初モノ大好きMSDなので、アルツハイマーに関してもBACE阻害剤という新薬を
開発中です。エーザイとガチに争ってる分野ですが、日本で先に発売する
可能性があるのはこっちか?アルツは不眠と比較にならない巨大な市場。
ベルソムラで負けたエーザイが、何とか巻き返してくれればいいのですが。

こうして見ると2017年に期待出来そうな精神科薬はセロクエル徐放錠と
レキサルティとインツニブくらいか。レキサルティとエビリファイの違いが
気になるところですね。あと早いところうつ適応取って欲しい。

精神科ジャンルは新薬開拓するより、しばらくは欧米で既に発売された薬を
日本に導入できるかどうかが発展の要となりそうです。
リリーもGSKも諦めずにがんばって欲しかったのだが…どうやらプロザックと
ウェルブトリンは絶望的なようで…(ノД`)
しかし日本のプラセボは本当に強いなぁ。プラセボを擬人化するか(錯乱

という感じで今年もよろしくお願いいたします。インフルは去年以上に
流行ってないので皆さんもいい年始スタートを切れたでしょうか。
では、祝日が土曜と被りまくりで地獄の2017年をがんばりましょう!
はぁ…連休明け…仕事行きたくねぇ…。
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by haya by hayanoya | 2017-01-10 03:46 | 怠惰な日常 | Comments(14)
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