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カテゴリ:怠惰な日常( 20 )
by haya
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明けましておめでトフラニール。
今年こそはもう少し更新頻度を…(毎年の挨拶

昨年末のシンデレラフェスでSSR3枚同時という神引きを経験し、
デレステへのモチベが大幅に上昇しているhayaと申します。
もう石はデレフェス専用にしよう。

さて酉年です。トリと言えばトリサイクリックアンチデプレッサント、
略してTCA、三環系抗うつ薬ですよね!(えぇ…

今年は特にネタも無いので素直に三環系のお二人を描いてみました。
トフラニールのふらっと教授(上)とトリプタノールのとり乃准教授(下)です。
抗うつ薬Dクラスの担任・副担任ポジですがブログ上ではほとんど
取り上げてなかったので以後お見知りおきを。
f0133373_03131759.jpg
…と言っても、抗うつ薬ですら2種までしか使えないこの寒い時代で
彼女たちの出番はほとんど無いかも知れませんね…
SSRIにイマイチ反応が薄い場合はSNRIを試すことになってるのが
最近のセオリー。先月ようやくイフェクサーが長期投与解禁になったので
そろそろ擬人化を進めたい所なのですが…まぁイフェクサーの日本発売にも
20年くらいかかっているのでなかなか出ないのはある意味リアル(言い訳

さて、2017年の新薬展望は…

最近の製薬情況は完全に閉塞感が漂っており、武田やファイザーや第一三共など
一流製薬メーカーですらジェネリック開発にいそしまなければならない
情況です。一方で新薬はといえば完全にバイオ医薬品開発が主流で、我々の
ような場末の薬屋にはとても手の触れられない超高額の注射剤ばかり。
薬の価格帯が完全に二極化し、画期的な合成低分子医薬品を気軽にどの薬局でも
扱えた古き良き時代では無くなりつつあります。

とはいえ、認知症以外の精神科治療にバイオ医薬品が持ち込まれるのは当分先に
なるでしょうから、崩壊しそうな自立支援医療もしばらくは持ちこたえられそう
です。さしあたり各メーカーの有望な精神科薬開発状況を見てみましょう。

●まずは時価総額をアステラスに一時抜かれた勢いの無い武田。

LuAA21004 vortioxetine(TRINTELLIX) 大うつ病 P-Ⅲ

性感帯のような名前のボルチオキセチンですが、全然イッてくれません(申請に
米国販売は2014年1月であり、既に3年が経過しましたが日本ではまだ時間が
かかりそう。武田はそもそも精神科に弱いのであまり本腰入れてないのかも。
ルンドベックも素直に大塚に渡しておけばいいものを…。

●次は日本の大手先発メーカーで唯一ジェネリックに興味無いアステラス。

FK949E クエチアピン(セロクエル)徐放錠 双極うつ 申請中

こっちは2016年8月に申請されてますので、まともにいけば今年中には承認が
降りるのではないかと思います。アステラスは今や下半身薬メーカーのイメージ
ですが、旧藤沢スピリッツを奮起して欲しいですね。セロクエルの双極適応で
ようやく双極治療が世界に一歩追いつくところです。

●続いて特許失効によるエビリファイロスに怯える大塚。

OPC-34712 ブレクスピプラゾール(REXULTI) 統合失調症 申請中

エビリファイで時価総額3位まで成り上がっただけに、その特許失効ダメージは
他のメーカーの比ではありません。故にその姉妹分であるブレクスピプラゾール
は猛スピードで開発され、つい先日承認申請がなされました。なんとか日本で
エビリファイの特許が切れるまでに発売に漕ぎ着けたいところです。
ただ統合失調症にしか適応が無いと、当面は売上が期待出来なさそう。
以前ちょっと触れたアル中治療薬ナルメフェンは依然P-Ⅲ。

●バイオなんか手を出さねぇ!ウチは合成屋だ!と社長がカッコイイ塩野義。

S-877503 グアンファシン(INTUNIV) 小児ADHD 申請中

カッコイイ啖呵の割にはしょっちゅう自社販売品を他社に切り売りしている
チグハグな塩野義。ベンザリンもリスミーもベゲタミンも手放したのに
中枢領域はまだ開発中です。グアンファシンはもともと高血圧の薬だった
α2作動薬です。交感神経の過興奮を抑えるためADHDの衝動性に有効と
言われています。昨年1月に申請が挙がっており、通ればα2作動薬で日本初の
精神科適応を持つ薬になるため、個人的には最も期待している薬です。
承認が遅いのが少し気になるところ。
一部の人が待望しているリスデキサンフェタミンはいまだP-Ⅲです…。

●他社のAGを作る事も検討、と完全に下請け発言している弱気大日本住友。

SM-13496 ルラシドン(LATUDA) 統失/双極うつ P-Ⅲ

ボルチオ以上に全然開発が進まないラツーダ。米国ではそれなりの実績を
上げてるはずなのに、なんでこう日本では治験が失敗するのか。下手すると
中国の方が先に発売されるかも。統失ではロナセンと市場が被るので、
ロナセンの特許が切れるまでのんびり開発してるのでは?と邪推してます。

●人類を代表してBETA(アミロイド)と戦っている多国籍企業エーザイ。

E2006 lemborexant 不眠障害 P-Ⅲ

エーザイと言えば認知症・てんかん・ダイエット薬。大塚と互角以上に
豊富な中枢薬基盤を持ってます。アリセプトの栄光よもう一度。今のところ
日本でP-Ⅲまで進んでるのはレンボレキサントのみで、国産初のオレキシン
受容体阻害薬として期待がかかってます。フィコンパも双極に使えたらなぁ…

●シクレストのクソ苦さは製菓の技術でなんとかならないのか明治。

ME2112 ジプラシドン(GEODON) 統合失調症 P-Ⅲ

ジプラシドンはもともとファイザーの薬なのに何故か明治が開発中。おかげで
イフェクサーに続くタマが無いとファイザーが愚痴ってます。ファイザーから
独立したラクオリアはよっぽど古巣が嫌いなようで。明治はシクレストを
発売したばかりなのでこの開発も相当長引きそう。ラツーダとは構造式も
薬効も開発状況も似ていますが、双極適応がある分ラツーダの方が嬉しい。

●あらゆる分野に首を突っ込まないと気が済まないパイオニアリーダーMSD。

MK-8931 verubecestat アルツハイマー P-Ⅲ

初モノ大好きMSDなので、アルツハイマーに関してもBACE阻害剤という新薬を
開発中です。エーザイとガチに争ってる分野ですが、日本で先に発売する
可能性があるのはこっちか?アルツは不眠と比較にならない巨大な市場。
ベルソムラで負けたエーザイが、何とか巻き返してくれればいいのですが。

こうして見ると2017年に期待出来そうな精神科薬はセロクエル徐放錠と
レキサルティとインツニブくらいか。レキサルティとエビリファイの違いが
気になるところですね。あと早いところうつ適応取って欲しい。

精神科ジャンルは新薬開拓するより、しばらくは欧米で既に発売された薬を
日本に導入できるかどうかが発展の要となりそうです。
リリーもGSKも諦めずにがんばって欲しかったのだが…どうやらプロザックと
ウェルブトリンは絶望的なようで…(ノД`)
しかし日本のプラセボは本当に強いなぁ。プラセボを擬人化するか(錯乱

という感じで今年もよろしくお願いいたします。インフルは去年以上に
流行ってないので皆さんもいい年始スタートを切れたでしょうか。
では、祝日が土曜と被りまくりで地獄の2017年をがんばりましょう!
はぁ…連休明け…仕事行きたくねぇ…。
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by haya by hayanoya | 2017-01-10 03:46 | 怠惰な日常 | Comments(12)
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3位じゃ(ry
ライブ速度を変えられる神アプデによりスクフェスが格段に快適になったze!
弾幕恐怖症の私にトラウマを植え付けまくった超難関ノートが密度減るだけで
こんなにも見やすくなるなんて!(なおフルコンできるとは言ってない模様
シンデレラどころかツンデレですらない詐欺ガチャにデレステのモチベが
下がりつつある今、再びスクフェスに熱が入っている今日この頃です。

…というかインフルエンザと薬価改正と診療報酬改正のトリプルラッシュでロクに
ブログがチェック出来ませんでしたすいません。いつの間にか4月になってしまった…

薬価改正ではC型肝炎薬のハーボニーが1瓶で71万円も下がるというギリアドショッキンな
ニュースが業界を騒がせましたが、本当に涙目なのは大塚製薬ではないでしょうか。

エビリファイ -15%
イーケプラ -15%
サムスカ -25%
プレタールOD -11%


という大塚の高薬価な主力商品が軒並み大幅薬価ダウン。特許の切れたプレタールは
さておき、上の3つは「売れすぎてるから薬価下げる」という無慈悲な厚労省ルールで
削られております。もうちょっと謙虚に売るべきでしたね!大塚のMRは必要性が無い患者に
無思慮にエビリファイODを勧めまくる脳筋なので、個人的にはザマァと思っていますがw

薬局関係の法改正は…このブログ的にはどうでもいいですね。
医科関係は…精神科の薬剤処方がこの4月からさらに厳しくなっております(汗

2年前から抗不安薬と睡眠薬をそれぞれ3剤以上出すとペナルティを食らうという
ルールが開始されましたが、今回それに抗うつ薬と抗精神病薬が加わります。
すなわち、抗不安薬・睡眠薬・抗うつ薬・抗精神病薬全てのジャンルが
原則として各2剤までしか出せなくなるのです!

ペナルティの内訳は:
●処方料(院内処方):42点→20点
●薬剤料(院内処方):100%→80%
●処方箋料(院外処方):68点→30点
●精神科継続外来支援・指導料(精神科のみ):55点→ゼロ


であり、2014年の改正の時と同じです。ただ抗うつ薬と抗精神病薬の剤数制限は
十分に経験を積んだ精神科の医師であればペナルティを回避できるようです。

ただし、十分に経験を積んだ医師の元であっても
●その医療機関で3種以上の抗うつ薬/抗精神病薬を投与されている患者が
 抗うつ薬・抗精神病薬を投与されている全患者の1割(もしくは20名)未満。
 これは多剤投与報告書にその割合を書いて年4回提出しなければならない。
●その患者に対し、絶えず残薬確認・減薬の検討を行う


という条件をクリア出来なければ、精神科継続外来支援・指導料は半分に
減らされてしまいます。4月以降、3種以上の抗うつ薬をもらえる人は
そのクリニックで1割未満のVIP待遇に選ばれた患者なのですよ!(嬉しくねーよ
まぁ削られるのは55点の半分なので出すところは目をつむって出すかも知れませんが。

抗不安薬・睡眠薬・抗うつ薬・抗精神病薬の該当リストは平成26年の時とさほど
変わっておらず、平成28年の改定資料の似たような所に置かれています。
相変わらず分かりづらいですが保医発0304第3号の様式(医科)PDFの別紙36ですね。
ベルソムラ(スボレキサント)が明確に睡眠薬と定義されたのと、
イフェクサーSR(ベンラファキシン)が抗うつ薬として追加されたのが変更点かな。

ベルソムラは昨年からベンゾジ&ロゼレムと熾烈なポジション争いをしてますが、
今後は抗うつと抗精神病カテゴリもレッドオーシャンと化すでしょう。
最近の抗うつの基本処方はSSRI(SNRI)+レメロンなので、これに外れた三環系や
四環系、ベタナミンなどはますます処方頻度が減ることになると思います。
一番割を食うのはデジレルかな?また薬価が高い上にまだ2週間処方しかできない
イフェクサーSRもこの規制により相当の苦戦が予想されます。
逆にドグマチールやエビリファイなど抗うつ効果のある抗精神病薬は抗うつ薬としての
ニーズが高まりそうです。もちろんリーマスなどの気分安定薬はますます盤石ですね。

抗精神病薬はわざわざCP換算表を別紙36の2に資料として用意しているのを見る限り、
本気でCP換算値を削っていこうというスタイルのようです。薬価が高い非定型の
抗精神病薬は双極性障害の適応を積極的にとっていかないとしんどい気がしますね。
最近シクレスト舌下錠(アセナピン)も承認されましたが、頓服なんかに貴重な
2個枠の1つを使えるとも思えず、適応拡大しないと苦戦必至ではないでしょうか。

ということで今後出てくる新薬には非常に暗澹な改定となりそうですが、
個人的にはベンラファキシンが日本で拝めると思っていなかったので
イフェクサーSRの発売にこぎ着けたファイザーを応援してます。ジェイゾロを超えろ!
(14Cap使っただけで不良在庫になったので焦っている)

f0133373_23151246.jpg

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by haya by hayanoya | 2016-04-05 23:27 | 怠惰な日常 | Comments(15)
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明けましておめデリトン(再開発希望)。
再開というにはかなりgdgdな更新ペースの反省を込めて年始の挨拶を。
(デレステの年末シンデレラガチャでSSRを引けず正気に返ったとも言う)

申年ですよ!ちまたでは某ソシャゲでサルに見立てたガチャキャラを
引き当てるまでに70万円以上つぎ込む話が話題になっておりますが、
我々の業界でサルキャラといえば!ご存じムコサルくんですよね(知らんわ

大塚製薬の胃薬ムコスタのマスコットキャラとして作られて幾年月。
ムコサルならムコサールだろ普通と突っ込まれながらもその愛くるしい
外見で大塚製薬の顔としてのし上がり、とっくに特許の切れたムコスタが
ジェネリックに切り替えられるのをクリアファイルやカレンダーをばらまいて
必死で食い止めている姿は感動の涙をこらえきれません。

ならば年間売上70万円目指すムコサルくんを描くか!と考えていたのですが
昨年末から製薬会社の販促ルールが一様に変わったという衝撃的なニュース!
どうやら医薬品の商品名を冠する販促品の配布が全面的に禁止になったとのこと。
それに伴い、各メーカーが独自に作っていた医薬品のイメージキャラクター達が
一斉にリストラされてしまいました!

医療用医薬品メーカーがTVなどの大衆向け宣伝媒体で商品名をアピールする事は、
以前から薬事法違反として禁止されていました。しかし業界紙など医療職が
目にするモノであれば宣伝は許されており、その流れでボールペンやメモ帳など
医療職がよく使う文房具類に商品名を入れることは容認されていたのです。

しかし、ボールペンのクリップ部に商品名が入っていたり先端にキャラクターが
ひっついていたりするとこれは患者の目にも触れることになり、間接的な
宣伝になるのでは無いかという批判が昨年後半から製薬業界にあったようです。

近年、ノバルティス社ディオバンの効能に関する過大広告が厚労省に非常に
叩かれたことを受け、新薬メーカーを主体とする日本製薬工業協会(製薬協)は
昨年9月に医薬品広告の自主規制に関して新基準を設定しました。その中に
医薬品の品位を損なうようなイラストを用いたり特定の製品をイメージさせる
デザインは避けるよう留意事項があり、オリジナルキャラクターの使用もそれに
抵触すると解釈されたのかもしれません。

従って大塚だけでなく、アステラスのゾン太くんも、MSDのクラリとティンも、
明治のメイアクトくじらも、中外のたみちゃんも、大正富山の萌えドロシーも、
ファイザーのハルシオンバードも、大日本の精神三羽烏も、田辺のドラルくんも
エーザイのツキノワくんもみんな消えてしまうことに!
なんちゅうこっちゃ!ノバルティスはホンマ余計な事しやがったなぁ!

擬人化のイメージが大幅に制限されることは間違いなく、各製薬メーカーが
こぞってPTP裏に萌えキャラを描くバラ色の未来も閉ざされました(元々無い
はぁ…キツネのいないアステラスの3ヶ月カレンダーを新年早々ブルーな気分で
眺めております。うぉっ、アステラスは患者用冊子からも既にゾン太くんを
削ってる!対応早っ!
f0133373_20045164.jpg



こんな悲惨な状況なのでネタ絵を投下。右隣にいるのはエルカルチンひつじ。
L-カルニチンは羊肉に多く含まれているというのを示しているらしいが
イメージキャラとしてどうなんだw 左隣はどこでもガチンコえび華ちゃんです。
f0133373_20055816.jpg
インフル流行らないので皆さん健康にお過ごしかと思います。今年も良い年で
ありますようお祈り申し上げます。

あ、このブログは一銭も儲からないので規制とか知ったこっちゃないですけん。
今まで通りガンガン擬人化しまっせ!今年の抱負は…月イチ更新!(死亡フラグ
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by haya by hayanoya | 2016-01-10 20:12 | 怠惰な日常 | Comments(24)
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3位じゃ駄目なんです!(続き)
前回の記事は結構反響がありました。さすがに飲んでる薬にダイレクトな影響
があると思うとみんな真剣になりますね。

一応4月からの精神科薬多剤投与規制ルールをおさらいしておきますと、

<原則>
●抗不安薬・睡眠薬は各2種まで。
●抗うつ薬・抗精神病薬は各3種まで。
●上記ルールから外れた場合、下記の例外を除いて診療報酬が減額される。
●6ヶ月の猶予期間を設け、ルール導入開始は2014年10月1日。

<例外>
●他医療機関からの転院患者は、ルール適応に6ヶ月猶予あり。
●薬の変更時に前の薬を一時的に併用する場合、3ヶ月猶予あり。
●抗うつ薬・抗精神病薬は1週間の以上の間隔を開けて臨時に短期投薬可能。
●熟練の精神科医であれば、抗うつ薬・抗精神病薬に限り多剤投与可能。


となっております。ぼちぼち全国の精神科にも浸透してきたと思われます。
前回は具体的に何が抗不安薬とか抗うつ薬と定義されてるのか書いておらず、
片手落ちだったので今回補足しておきます。

参考資料は非常に分かりにくいところにある厚労省HP 診療報酬改訂のお知らせ
の第3:関係法令等【省令、告示】
 →(2)-3:診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について
     (平成26年3月5日保医発0305第3号)
 →様式(医科)PDF
 →別紙36より。

エクセルファイルのものをわざわざjpg画像にして不便にし、 
ついでに日数制限とカテゴリ分類を追加してもっと見づらくしてみました。
(画像クリックで別ウィンドウに拡大)
f0133373_19310482.jpg
気分安定薬は今回の規制から外れており、どの疾患に対しても非常に使いやすく
なっております。ソフト双極性障害が増えてきた背景に合わせたのでしょうか。
ともあれ、リーマス・デパケン・テグレトール・ラミクタール・リボトリールの
5種は、今回一番の勝ち組と言えるかと思います。
特にリボトリールはベンゾジでありながら何の規制も無く、適応外で頻繁に
使われる事になるでしょう。りりぃ可愛いよりりぃ。

抗不安薬カテゴリは2種までの制限で、一番割を食ってるのはグランダキシン
でしょうか。エセベンゾジと言われ作用も弱いけど、一応自律神経失調症用薬
としてそれなりの存在価値があったものが一気に平凡化してしまいました。
不安が長期続く場合は大概SSRIが処方されるので、ベンゾジ長短またはベンゾジ
+その他の組み合わせで何とかセディールやハイゼットにも日の目があるかも
しれません。アタラックスは普通眠剤として使われるにも関わらず抗不安薬カテ
なので、超激戦の睡眠薬カテで競合しないラッキーな薬です。

問題の睡眠薬カテゴリは泥沼の消耗戦状態です。ベンゾジ長短、お守りのバルビ、
土台工事のロゼレムはそれぞれ需要があるのに選べるのは2種のみ。もう特定の
ヨメを選別するのは諦め、基本ロゼレムと頓服眠剤を2週間ごとに色々変えて
出して貰うのがいいのかもしれません。その方が耐性も付きにくいかも?
MSDからオレキシン系のスボレキサントが近々上市されるという噂があり、
これが更に戦線を引っかき回しそうな気がします。

抗うつ薬は3種までですが、三環系とSSRI/SNRIを併用することは普通ないので
全カテゴリで一番縛りがゆるいと思います。そのどっちか+レメロン+デジレル、
ドパミンが欲しければドグマチールorエビリファイ追加でしょうか。ドグマと
エビが別カテゴリにあるのは非常にありがたいですね。
そしてベタナミンにうつの適応が残っていることを今知った。
リタはあれだけ騒がれてうつ適応削除になったのに、こっちは忘れられてる(泣

抗精神病薬は多剤投与の温床になり易いカテゴリですが、心療内科レベルで
このカテをふんだんに使う事は考え難いし、精神科ならばもう多剤投与覚悟で
使うでしょうから、意外と問題にはならないような気がします。コントミン
換算値に注意しながら別系統の薬を組み合わせていく感じでしょうか。
鎮静系のコントミン・レボトミンは睡眠薬として使われるケースが増えるかも。

オランザピン以下は現在のくくりで非定型抗精神病薬と言われているものです。
ジプレキサ・セロクエル・エビリファイの御三家はもう抗精神病薬と言えるか
怪しいですね。医療費抑制を目的とするならこのカテゴリの薬を真っ先に
リストラしたいところですが、残念ながら統失の範囲を超えて一番良く使われて
おり、精神科薬の価格高騰による自立支援制度の存続が危ぶまれております。

という感じで、今回の多剤投与規制は役所が考えたにしては割と妥当なラインに
落ち着いているように思います。一番割を食うのは大量の睡眠薬を要求する
患者(たいてい自己負担無し)なので、これを減らす役には立つかも知れません。
今度は薬目的の複数医療機関同時受診が問題になるかも知れませんが、それは
また別の規制によって修正されていくことでしょう。

とりあえず今回勝ち組と思われる3名を描いてみました。負け組を描くのは
リストラされた時…でしょうかね(汗
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by haya by hayanoya | 2014-03-21 03:16 | 怠惰な日常 | Comments(90)
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3位じゃ駄目なんです!
定例薬価改正+消費税増税+診療報酬改正のトリプルアクセルで
日々胃を痛めている全国の薬屋さんはお元気でしょうか。
私は悩みすぎてピロリ治療のためにランサップ飲んでます。
唾液が苦い…。

まぁ薬局の苦労なんて医院には関係ないのですが、今回4月からの
医科用診療報酬改訂には精神科医にかなり影響しそうな文言が
追加されることになりました。

向精神薬の多剤処方は厳しく規制へ

抗不安薬・睡眠薬は各2種まで!
抗うつ薬・抗精神病薬は各3種まで!
それ以上使う医者は無能認定な。
半年やるから減らしとけ。


…おおざっぱに言えばこんな感じです。
かねてより多剤投与とか薬漬け治療とか批判があった精神科薬を
大幅に使用制限するよう指導が入ったわけです。他の内科薬とかは
こんな縛りないのにね。機械検査という客観的な指標の無い
精神科の弱点がここに来て出てきたわけですな。

※3/5:例外規定が追加されたので補足します。
(詳細は厚生労働省の診療報酬改定説明会資料(医科・本体)より確認できます)
以下に該当する場合は、多剤処方ペナルティの適応外とする。

●他の医療機関から転入してきた患者が、既に多剤投与されている場合
 →6ヶ月猶予
●薬剤を新規導入する際、以前の薬を一時的に併用する場合
 →3ヶ月猶予
●1週間以上の間隔を開けて臨時に短期(14回以内)投与する場合
 (※抗不安薬/睡眠薬は除く)
●精神科の経験を十分に有する医師が、やむを得ず多剤投与する場合
 (※抗不安薬/睡眠薬を除く。年一回地方厚生局に報告義務有り)

まぁぶっちゃけ処方できない訳では無いのですが、上記の
量を超えて処方するとかなりのペナルティを食らいます。
●処方料(院内処方):42点→20点
●薬剤料(院内処方):100%→80%
●処方箋料(院外処方):68点→30点
●精神科継続支援・指導料(精神科のみ):55点→ゼロ


院内処方をする医院の場合、単純に考えて22+55=770円/人の
収入を失います。おまけに患者に使った薬代の20%は回収
できません。こんなリスクを抱えてまで多剤処方をしたがる
医師はいないでしょう。自己負担の無い患者が睡眠薬を大量に
持って帰るという状況は激減しそうで喜ばしいことです。
「眠れへんねや!」とか薬局で叫ばれる気がしてゲンナリですが。

しかし睡眠薬を2種類までとなると、当然患者は強い薬を
求めたがるでしょう。その結果ベゲタミンやラボナのような
他の薬の効果を妨害する出来の悪い薬が蔓延するのではないか?
上限量の定まってない睡眠薬が多量に出されるのではないか?
一方で長期服用によって効果を現す、依存性の少ないセディールや
ロゼレムは駆逐されてしまうのではないか?という風に
抗不安薬・睡眠薬による治療が歪められないか気になるところです。

しかもこの書き方はそれぞれの薬の定義が曖昧で、解釈が
分かれそうな気がしますね。

デパスは抗不安薬?睡眠薬?抗うつ薬?
エビリファイは抗精神病薬?抗うつ薬?気分安定薬?
それとも他の薬があればデパスやエビリファイはそれ以外のカテゴリでOK?
眠剤として有用なレボトミン・デジレルも統失・抗うつにカウントされるん?
ハイゼットやアタPのような他の薬効を持つ抗不安薬・睡眠薬はどうなるの?
漢方は関係ないと言うことで良い?


この4月までの1ヶ月で定義が定まれば良いのですが、多分うやむやに
なったままなし崩し的に始まりそうな気がします。ただ今まで多剤投与
されてた患者からいきなり薬を抜くと悪影響が予想されるので、経過措置が
今年の10月まで設けられており、減薬の努力をするよう求められています。
つまりまだ半年の猶予があるので、多分解釈も定まるでしょう…定まるよな?

しかし同種の三環系抗うつ薬やベンゾジ数を制限するならともかく、薬理の
異なる薬を一緒くたにまとめるのはどうなのかね。血圧の薬とか5種類くらい
普通に飲むでしょ。イミノジベンジル系とかインドール系とか定型抗精神病薬の
中でも細かくカテゴライズされてるのはガン無視ですか。なんか乱暴な決め方の
様に思えます。
まぁリーマスやラミクタールのような繁用性の高い気分安定薬が
定義から外れているだけまだマシなのかもしれませんが。
→※ベテランの先生(臨床経験5年以上などの条件アリ)ならば、抗精神病薬と
抗うつ薬に限り多剤投与を認められたようなので、一部記事を削除します。


診療報酬の改正は、厚労省が案を出した後に識者たちのパブリックコメント
よって修正をかけていくものなのですが、そのパブコメの募集期間は
一月の一週間程度と非常に短く、しかもあまり宣伝されないのでほとんど
気づかれずに終わります。今回得られたコメントは1000人分程度でした。
それでも精神科薬の多剤投与制限に関しては最多の437件の意見が寄せられ、
うち354件が反対だったにも関わらず今回の結果に至りました。
パブコメの存在意義ェ…。

以下はそのパブコメの主な内容です。
●多剤処方する患者はそもそも治療抵抗性が高いからそうなってるのだ。
●多剤処方する患者ほど診断が難しいのに診断料を減らされる意味が不明。
●薬効や用量など薬の特性を考慮せず、薬剤数で規制する医学的根拠は?
●内科で精神科薬を多量に使っても診断料が減らないのは矛盾してる。
●患者の自己負担額を上げる方向で対応すべき。
●半年で減量は難しすぎる。せめて二年ないと軟着陸できない。






とまぁ多くの問題をはらんでいる今回の診療報酬改訂ですが、
このブログ的に最大の問題は上記のような事ではありません。

この改訂によって多くの薬がリストラされるのではないか?

と声を大にして言いたい。ただでさえ半分死んでるようなマイナーなベンゾジが
これ幸いとメーカーに製造打ち切り判断される可能性は大いにあり得ます。

折しもこの2月、塩野義によってウインタミンの製造打ち切りが発表されました。
かなりの精神科に入ってるはずの超有名な抗精神病薬ですが、年間売上は
5億以下と振るわず、同効薬に田辺のコントミンが存在することから判断された
ようです。現代精神薬理学の基礎を作り上げ、60年もの長きにわたり
存在意義を証明し続けたクロルプロマジンですらこの扱い。
セルシンの後雨後の竹の子のように出現したベンゾジ達が今後も生きながらえる
事が出来るか、非常に厳しいのではないかと思います。セダプランは始まりに
過ぎなかったのだ。メレックスは…レスミットは…メンドンは…。

あれ?無くなっても誰も気がつかない?(汗

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by haya by hayanoya | 2014-03-02 01:25 | 怠惰な日常 | Comments(27)
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アタシのドパミン、本気出す。
明けましておめデパス!(商標:クソザっ娘通信

昨年初めに買ったまま放置していたHoI3を引っ張り出していじってたら
はまってしまい、泥沼の対ソ連戦の最中に年が明けました。
皆様におかれましては、良い一年をお過ごしになりますようお祈り申し上げます。

年末のドサクサに紛れて、コンサータの適応年齢が成人に拡大したようです。
2013年12月20日以降、成人でもメチルフェニデートが使えるようになりました。
2007年12月にリタリンの成人適応が削除されたので、丸6年ぶりですね。

薬局で調剤するためにはe-ラーニングの追加講習が必要とのことなので、
先週講習を受けてきたばっかりです。と言っても大した内容ではないですが。

●コンサータの用量換算は、リタリンの3.6倍。
 →リタリン20mg/日だった場合、コンサータは72mg。そしてこの量が上限量。

コンサータ成人用に追加剤型は(今のところ)出てない。18/27mg錠のみ。
  →やっぱり出ました(泣 まぁ36mg=リタ10mg相当なので成人には使いやすいか。

●DSM-5基準で、成人AD/HDの診断は、小児AD/HDよりちょっとだけゆるい。

DSM-Ⅳ-TRでは広汎性発達障害とAD/HDの併存は認められなかったが、
 DSM-5では認められるようになった。

 (広汎性発達障害は自閉症スペクトラム障害に統合された)
 
ざっとこれだけです。ぶっちゃけ6年前にリタリンでこの制限をしておけば
はるかに安い薬価で済んだじゃねーかと思わないでも無いですが、
AD/HDという概念自体DSMの産物なので、DSM改訂まで動けなかったというのも
あるのでしょう。何はともあれおめでたい。

とはいえ、昔みたいにメンタルクリニック行けばコンサータ乱発してくれるのか
と言うとそうではなく、コンサータ適正流通管理委員会で認定された医師しか
処方できないので注意。医師によってはアッパー薬ジャンキーが群がったり
マスコミに目を付けられたりするのがイヤで、あえてこの認定を受けてない方も
おられます。自分の担当医に一度聞いてみるとよろしいかと思います。

2012年の8月には、すでにストラテラが成人AD/HDに適応を取っているので、
今後はストラテラとコンサータの抗争がますます熾烈になることでしょう。
ストラテラ40mg仕様のすてらさんとこんさーれでぃで賀正絵を一筆。
ウマ年なので乗馬…中枢において馬といえば ヽ(*゚д゚)ノ < カイバー だっ!
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by haya by hayanoya | 2014-01-13 12:20 | 怠惰な日常 | Comments(33)
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My Little Sister Can't Be This Little!
俺の嫁がこんなに小さいわけが…いや、何か縮んでるような。
エバミールが包装変更でちっちゃくなったようです。わーい!
変わり映えのしないマル向で、PTPサイズ変更があったのはロヒプノール以来?
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ロヒプノールはロシュデザインをガン無視した最悪の虫害変更でしたが、
さすがにバイエル社は昔の薬に敬意を払っており、デザインはそのまま
スケールダウンしてGS1-RSSコードをつけた良変更になってます。
ハサミが必要なほど切り離しにくかったPTPシートも、心なしかちぎりやすく
なった気がしますね。ъ(゚Д゚)グッジョブ!!

たいてい改悪されるので包装変更はあまりして欲しくないんですが、マル向に
関してはそのサイズが小さければ小さいほど良いとされています。その理由は

向精神薬取締法50条の21:向精神薬は鍵のかかるところに保管すべし(意訳)

調剤室では一般に鍵付きの引き出しにしまわれるわけですが、その数は
限られており数十種類の向精神薬を効率よくしまわなければなりません。
特に引き出しが狭いと外箱の幅が3mm程度細いだけでもかなり楽になります。
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この点で優秀なのはベンザリン。極上の小ささです。塩野義は素晴らしい!
逆に非道いのはベゲタミン。PTPでかいし500錠包装しか無い。塩野義は死ね!

ということで小さくなった感動をイラストに現してみました。
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ここまで小さいわけでは無い。

ちなみに最近の薬によくついてるGS1-RSSコードですが、正直何の役に立つのか
薬屋でもよく分かっておりません(汗

もともと医薬品の流通管理には、工業製品全般に使われているJANコードが
用いられており、箱から取り出した10錠のPTPシートにはコードがついてません
でした。しかし、サクシンとサクシゾンなどの医薬品取り違えが問題となり、
最小包装単位であるPTPシートや注射アンプルにもコードを載せてバーコード
リーダで読み取る事で、医療事故を防止できるのではないかと考えられました。

これにより従来は箱単位だった薬の管理が調剤包装容器単位となります。
13桁のJANコードでは箱と調剤包装が区別できないので、それを区別できる
14桁の国際標準コードを新しく割り振ることになりました。
開発当初はRSS(Reduced Space Symbology:省スペースシンボル)コードと
呼ばれていましたが、2007年よりGS1コードと改名されました。
GS1とはGlobal Standard Oneという世界の流通の決まり事を策定する組織で、
GS1コードは世界で通用する流通コードです。

GS1コード規格には様々な情報を盛り込むことができ、二層型にすることで
有効期限やロットナンバーも付加することが可能となります。これにより
医薬品のトレーサビリティが可能となり、バーコードを読み取るだけで
そのアンプルやPTPの期限を記録し、期限が切れたら速やかに廃棄できます。

素晴らしい!もういちいち錠剤に有効期限の付箋を貼ったりちまちま薬と
にらめっこして期限切れリストを作らなくて済むのですね!

ノーサー。

特定生物由来製剤はこの二層型バーコードの表示が義務化されますが、
それ以外の普通の薬はあくまで任意表示です。従って大多数の薬で盛り込まれる
データは薬の名前とPTP錠数まで。相変わらず期限は箱を見ないと分かりません。

それでも注射剤ならばそのコードをスキャンすることで取り違い防止になる為
まだ有用でしょうが、PTPシートの場合は一人に10束以上渡すのが当たり前。
それを一つずつスキャンするなんて実務上無理があります。さらにしょっちゅう
一つのPTPを切り離してるので、シートの一箇所にしかコードが印刷されて
いない場合、普通にコードなしのPTPが存在することになります。
さらに大部分の零細薬局(ウチも含めて)には、調剤用のバーコードリーダなんて
存在しません。つまりは現段階で、このコードをPTPに印字することにほとんど
意味なんて無いのです。

にも関わらず、全ての内用薬および外用薬は平成28年までにこのコードの表示を
義務づけられており、つまり数年以内に全ての薬が包装変更される事になります。
いったいコレ、誰が得するのでしょうか?

業界の悪癖だと思うんですが、一般に医薬品メーカーは自分のところで勝手に
包装変更しておきながら、包装変更前の薬を返品されることを非常に嫌がります。
もちろん薬局だって、ほとんど売価同然の価格で薬を買っているにもかかわらず、
そんな意味不明な理由で返品を拒否される事に納得は行きません。
薬局からもメーカーからも拒否された薬はどうなるか。卸が泣くのです(ノД`)
つまりはこれ、メーカーが卸からの返品を拒絶して利確するための陰謀なんだよ!
な、なんだってー!?(AA略

卸はもっとメーカーに強い態度を示すべきだと思うんですが、新薬を薬局に販売
してバックマージンをメーカーから受け取る、という商慣習を長い間続けた結果
卸はメーカーに頭が上がらない構図が出来上がってしまってます。
後発品の普及が促進されると、この構図もまた変わってくるのでしょうか。
とりあえず、卸に就職はしたくないなぁ…と思う今日この頃。

関係ないですが、このたびスマホを2年間使ったXperia ArcからEluga Xに
変更しました。Zも魅力的だったんですが、物理キー・取り外せるバッテリー・
背面ラウンドデザインなど、Arcの血脈を何故かパナマシンに感じたので…。
にしてもスマホの進化は驚くばかり。第二次大戦時の兵器ばりの驚異的な発展を
感じています。あるいはこの開発競争こそメーカーという国家の総力戦なのか?
ディスプレイの解像度が上がってフルハイデフを表示できることに大変満足
しておりますが、この持ちにくい5インチサイズに慣れる事があるのだろうか。
薬もスマホも小さい方が色々とありがたいです…。
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by haya by hayanoya | 2013-02-14 00:51 | 怠惰な日常 | Comments(32)
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明けましておめデパス!(←流行らせたい)
帰省先ですることがないので暇つぶしに始めたヴァルキュリア3に
今更ながらドハマリしております。アイマス2再開したら恨み言メールが
大量に来てそうで怖い!

…というわけで例年通り正月の更新は出来ませんでした(汗
そろそろ通販の準備をすべきじゃない?と思うのですが
とりあえず年始の挨拶を。
辰年っつったらこんなネタしか思いつきません。

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※画像はイメージです。

レクサプロが発売されて、精神科薬発売ラッシュは一区切りついた
気分ですね。2012年はあまり新薬に期待できないなぁ…。

え、ルネスタ?まだ発売してなかったん?

昨年末は色々と精神科注目ニュースがあったんですが、
冬コミ準備で紹介できず。今更ながらアップしておきます。

リリー、AD/HD治療薬ストラテラの成人適応を承認申請(2011/10/12)
まぁ順当な申請です。しかし成人用量ってナンボになんのか。
25mgから規格増えるんかな(汗 とりあえず28Cap包装作れ。

大塚製薬とルンドベック社、中枢神経領域で世界シェア第2位へ(2011/11/11)
エビリファイがバカ売れして、いつの間にやら精神薬業界第3位に躍り
上がった大塚が、世界5位のルンドベックと開発提携するwktkニュース。
福岡の仇を徳島で討て!…でもプロザックとストラテラとサインバルタと
ジプレキサを擁するリリーには勝てなさそう…というよりエビリファイの
特許が切れたら大塚の方が一気に凋落しそう。イーケプラの適応拡大目指せ!
エビリファイのOD錠とか作ってる場合じゃないぞ!

塩野義 シャイアー社とAD/HD薬の共同開発契約(2011/11/18)
まさかデキストロアンフェタミンを日本で発売するつもりなのか!正気?
塩野義…酸素欠乏症にかかって…。
薬食審的にまず通らない気がしますが、その勇気を心より応援するものです。

睡眠障害治療薬「モディオダール錠100mg」効能追加の承認取得(2011/11/25)
以前から申請されてた睡眠時無呼吸症候群への適応が認められたようです。
コンサータ以上に見かける事が少ないモディオ様が、少しは流通増えるんかしら。
メーカーの管理は相変わらず厳しいみたいです。

今年は薬価改正の年ですね。ただでさえ円高であえいでいる国内製薬企業が
もう息してないよ!株価低迷を吹き飛ばす新薬が出ることに期待します。

では皆様、今年もよろしくお願いします。
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by haya by hayanoya | 2012-01-09 21:01 | 怠惰な日常 | Comments(14)
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気がつけば2011年…。
おかしい…次のプリキュアの番宣が入ってきている…。
ついこないだハートキャッチが始まったばかりじゃないか?
ここ最近の日時が経過するスピードは異常。

最近はひたすらタクティクスオウガにはまってます…。
11月からの記憶がほとんど無いのは、こいつが原因ではないかと思われます。

というわけであけましておめでとうございます。
そして冬コミはお疲れ様でした。
再版モノだったにも関わらず、思った以上に売れ行きが良かったので、
何とか無事に年が越せました。この場を借りて御礼申し上げます。
近日中に通販を開始する予定なので、もうちょっとお待ち下さい。

Cクラス編の完売時に「好きな薬」集計を行っていなかったので、
今回年賀絵として発表させていただきます!ダラララララ…ダン!

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今回の1位はデパス!国民薬としてあまりに定番のためか、かえってトップを
取ることができなかったでぱ子が、6票を獲得してついに頂点へ!
と言うことで今回は卯年定番のウサ耳バージョンででぱ子です。

2位はこれまた定番の舞。それと何故かジェイゾロフトです。
ジェイゾロフトはまだ擬人化絵が無い…もうちょっと待って…。

3位は珍しくりたが取りました。Cクラス編の集計だからかな?
もう一つはしおん。最近は舞に押されて人気薄ですが…。
リフレックスとレメロンも3位でしたが、票が割れたので描いてません。

このアンケートも3回目と言うことで、なにげに新薬系が増えてきている気が
しますね。ラミクタールとかリリカとかリーマスとかはEクラス編の有力候補です。
しかし有効票が少ないので簡単に上下が入れ替わってるんですが、
果たしてこれ、統計学的に意味があるのか!?(ありません)

以下、今回の集計です。

1位 6票 デパス
2位 4票 ジェイゾロフト・マイスリー
3位 3票 ハルシオン・リタリン・レメロン(リフレックス)
4位 2票 エビリファイ・サインバルタ・ラミクタール・リーマス・
     リリカ・レキソタン

1票を獲得した薬(ジェネリックは先発品として集計)
エリミン
強力ポステリザン
グリベック
ジプレキサ
ジョサマイ
セデスG
デパケンR
ドグマチール
ドラール
トリプタノール
ニフレック
ノリトレン
ベンザリン
ムコダインDS
メイラックス
ラジカット
リスミー
ラボナ
レスタス
ロヒプノール

2011年注目の新薬は、
昨年11月にようやく製造承認申請を出したエーザイのルネスタ、
昨年9月に申請、できたら夏コミ前に発売して欲しい田辺/持田のレキサプロ、
昨年末に承認、薬価も決まったのに発売準備が整ってない恥ずかしい薬インヴェガ
あたりでしょうか。アルツの薬も2種発売するけど、個人的にあまり興味なし…。
でもメマリーがアリセプト並みに売れて、第一三共の株価が沸騰すれば嬉しいかも。
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by haya by hayanoya | 2011-01-10 21:12 | 怠惰な日常 | Comments(16)
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【追悼】ああ...セダプラン......【プラゼパム】
とうとうベンゾジアゼピンにも事業仕分けの風が!
興和創薬の抗不安薬・セダプランが、2012年3月を以て死亡確認です。

イタリアから輸入していた原料が調達できなくなったためやむなく…と
興和のMRは言ってましたが、まぁ単純に売れないからでしょう。

国産ベンゾジは売れないながらも意外としぶとく生き続けていて、
今までお亡くなりになったのは旧万有製薬のハイロングだけだったんですが、
ここに来てとうとう二つめの墓標がならんでしまいました。

2010年問題を抱えて製薬企業の経営がどんどん苦しくなる昨今、これが
ベンゾジ大量リストラの引き金にならないことを祈ります…。
セレナールやメンドンに明日はあるのか!?

もう市場から消えてしまうのかと思うと名残惜しいので、外箱を記念撮影
しておきます。興和ブランドに恥じぬ地味な上品な包装。
おっさんの脳の赤い部分は大脳辺縁系を表していると思われます。

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セダプランかぁ…振り返ってみればこの薬にも色々と思い出が…。

……。

…。


ないんだな、それが。
 

…まぁ、思い出があるほど処方されてれば無くならんわな。
10年近くこの仕事してますが、処方出たのは1回くらい?
全く触ったことのないソメリンとコレミナールに較べればマシなレベル。

系統的には2-ケト:デスメチルジアゼパム系に属し、セルシンの親戚の
ような立ち位置。メンドンとは義理の姉妹のように似てます。

セルシンの活性代謝物であるノルジアゼパムのプロドラッグなので、
セルシンより一段階弱い効果です。プロドラッグなのはメンドンも同じ
ですが、メンドンよりも吸収がゆっくり。ぬるい効き目とゆるい立ち上がりを持つ、
ベンゾジ系抗不安薬最弱キャラの最有力候補ですね!

日中の行動を阻害しないのがウリらしいのですが、だからそれ効いてない
だけじゃねーのかよ!と、リスミーと同じツッコミを入れてしまう薬です。
リスミーは高齢者中心にそれなりに売れてるんですが、高齢者用抗不安薬
には強力なライバル、リーゼが控えているので、そちらの層へのアピールも
難しいところ。まぁ、消えゆくのも時代の流れでしょうか…。

ロゼレムという新薬がある睡眠薬編に較べ、抗不安薬編はネタが無いので、
再版の際にはセダプランのしおりという誰得グッズが封入されるかもよ?
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by haya by hayanoya | 2010-10-29 01:16 | 怠惰な日常 | Comments(4)
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