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ちびまる向ちゃん(100)
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ライブ速度を変えられる神アプデによりスクフェスが格段に快適になったze!
弾幕恐怖症の私にトラウマを植え付けまくった超難関ノートが密度減るだけで こんなにも見やすくなるなんて!(なおフルコンできるとは言ってない模様 シンデレラどころかツンデレですらない詐欺ガチャにデレステのモチベが 下がりつつある今、再びスクフェスに熱が入っている今日この頃です。 …というかインフルエンザと薬価改正と診療報酬改正のトリプルラッシュでロクに ブログがチェック出来ませんでしたすいません。いつの間にか4月になってしまった… 薬価改正ではC型肝炎薬のハーボニーが1瓶で71万円も下がるというギリアドショッキンな ニュースが業界を騒がせましたが、本当に涙目なのは大塚製薬ではないでしょうか。 エビリファイ -15% イーケプラ -15% サムスカ -25% プレタールOD -11% という大塚の高薬価な主力商品が軒並み大幅薬価ダウン。特許の切れたプレタールは さておき、上の3つは「売れすぎてるから薬価下げる」という無慈悲な厚労省ルールで 削られております。もうちょっと謙虚に売るべきでしたね!大塚のMRは必要性が無い患者に 無思慮にエビリファイODを勧めまくる脳筋なので、個人的にはザマァと思っていますがw 薬局関係の法改正は…このブログ的にはどうでもいいですね。 医科関係は…精神科の薬剤処方がこの4月からさらに厳しくなっております(汗 2年前から抗不安薬と睡眠薬をそれぞれ3剤以上出すとペナルティを食らうという ルールが開始されましたが、今回それに抗うつ薬と抗精神病薬が加わります。 すなわち、抗不安薬・睡眠薬・抗うつ薬・抗精神病薬全てのジャンルが 原則として各2剤までしか出せなくなるのです! ペナルティの内訳は: ●処方料(院内処方):42点→20点 ●薬剤料(院内処方):100%→80% ●処方箋料(院外処方):68点→30点 ●精神科継続外来支援・指導料(精神科のみ):55点→ゼロ であり、2014年の改正の時と同じです。ただ抗うつ薬と抗精神病薬の剤数制限は 十分に経験を積んだ精神科の医師であればペナルティを回避できるようです。 ただし、十分に経験を積んだ医師の元であっても ●その医療機関で3種以上の抗うつ薬/抗精神病薬を投与されている患者が 抗うつ薬・抗精神病薬を投与されている全患者の1割(もしくは20名)未満。 これは多剤投与報告書にその割合を書いて年4回提出しなければならない。 ●その患者に対し、絶えず残薬確認・減薬の検討を行う という条件をクリア出来なければ、精神科継続外来支援・指導料は半分に 減らされてしまいます。4月以降、3種以上の抗うつ薬をもらえる人は そのクリニックで1割未満のVIP待遇に選ばれた患者なのですよ!(嬉しくねーよ まぁ削られるのは55点の半分なので出すところは目をつむって出すかも知れませんが。 抗不安薬・睡眠薬・抗うつ薬・抗精神病薬の該当リストは平成26年の時とさほど 変わっておらず、平成28年の改定資料の似たような所に置かれています。 相変わらず分かりづらいですが保医発0304第3号の様式(医科)PDFの別紙36ですね。 ベルソムラ(スボレキサント)が明確に睡眠薬と定義されたのと、 イフェクサーSR(ベンラファキシン)が抗うつ薬として追加されたのが変更点かな。 ベルソムラは昨年からベンゾジ&ロゼレムと熾烈なポジション争いをしてますが、 今後は抗うつと抗精神病カテゴリもレッドオーシャンと化すでしょう。 最近の抗うつの基本処方はSSRI(SNRI)+レメロンなので、これに外れた三環系や 四環系、ベタナミンなどはますます処方頻度が減ることになると思います。 一番割を食うのはデジレルかな?また薬価が高い上にまだ2週間処方しかできない イフェクサーSRもこの規制により相当の苦戦が予想されます。 逆にドグマチールやエビリファイなど抗うつ効果のある抗精神病薬は抗うつ薬としての ニーズが高まりそうです。もちろんリーマスなどの気分安定薬はますます盤石ですね。 抗精神病薬はわざわざCP換算表を別紙36の2に資料として用意しているのを見る限り、 本気でCP換算値を削っていこうというスタイルのようです。薬価が高い非定型の 抗精神病薬は双極性障害の適応を積極的にとっていかないとしんどい気がしますね。 最近シクレスト舌下錠(アセナピン)も承認されましたが、頓服なんかに貴重な 2個枠の1つを使えるとも思えず、適応拡大しないと苦戦必至ではないでしょうか。 ということで今後出てくる新薬には非常に暗澹な改定となりそうですが、 個人的にはベンラファキシンが日本で拝めると思っていなかったので イフェクサーSRの発売にこぎ着けたファイザーを応援してます。ジェイゾロを超えろ! (14Cap使っただけで不良在庫になったので焦っている) |