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薬師アルジャン 第1~5巻
薬師アルジャン 1 (1)
山下 友美 / / 秋田書店
スコア選択: ★★★★




発売は秋田書店、プリンセスGOLD。
某氏の「気になる薬マンガが」との発言により
即購入しました。

こ…これは埋もれた名作!

何かと規制の多い「薬剤師」という職業ではなく、
生薬や毒薬に造詣が深く、患者を診ることも出来る
「薬師」が主人公の、中世ファンタジー漫画です。
日本で言えば江戸時代の漢方医のような存在でしょうか。




銀(Argentum)の名を持つ薬師アルジャンは、
とある事情でベアゾル王国お付きの薬師兼毒味役となる。
王女プリムラの祭事や外交を補佐していく内に、
二人の間に恋愛感情が芽生えるも、立場の違い&肉体的事情で
結ばれることなく、そうこうしている内に
隣国との諍いや陰謀が次々と襲ってくる…

とまぁ、少女コミックを読み慣れてない私としては
怒濤の急展開+プリムラ中心の逆ハーレム展開に
ついて行ったり行けなかったりしておりますが、
物語自体は結構面白く、特にベアゾル国王のキレ物っぷりが
三国志や戦国好きにはたまらなかったりします。

しかし、この漫画の神髄はそんなところにはありません。
それは、毎回の様に出てくる生薬ウンチクと
現在の医薬品をもじった人物名にあるのです(断言)!

作者の方は、10年近く調剤薬局で勤務しておられた方で、
生薬等に関する知識を非常に豊富にお持ちです。
それを余すところ無く披露し、なおかつ物語のエッセンスと
して巧みに利用するところが素晴らしいですね。
クラーレ、ジギタリス、ダツラ、臙脂、ハシリドコロ…。
生薬好きにはたまらない逸品となっております。

そしてもう一つ、医薬品が人物名!
ザンタック親方、王弟チガゾンとその妻デルモベーテ、
息子のトリルダン、農民ユベラ、アドナ、ダオニール、
ロルカ、インフリー等々。薬を知るものなら思わずニヤリ。
もじった部分を連想するのも面白いです。
ベアゾル王国=ベロテックのエアロゾル?など。

薬屋りかちゃんとは別の意味で、薬剤師必読の漫画ですね!
ちなみに薬剤師の略称である「APO」は、ラテン語の
「Apothecarius」から来ていることを初めて知りました。

こういうウンチクファンタジー系はもっと増えて欲しいなぁ。
狼と香辛料とかね。
by haya by hayanoya | 2007-04-09 22:07 | クスリあれこれ

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